【出演】 ソン・イルグク チェ・ジョンウォン パク・コニョン チョン・ジニョン オ・ユナ チャン・テソン パク・サンウク キム・ジェウク イム・ジョンウン ハン・ジニ パク・チョンハク 評価は、最高評価の★7つです。 高句麗第3代太王・大武神王ムヒュルを演じるソン・イルグクssiの魅力と、その周囲の魅力的なキャラクターたちの人間模様、壮大なロケとイルグクssiのパワーアップした素晴らしい武術、情感あふれる音楽が私の激ツボなドラマでした 見始めた直後から、激嵌りの予感がすごくするドラマで、最初から最後まで大好きなドラマでした。 最近★7評価が多い気がするんですが、これを★7にしなくてどうする?って感じです。 「朱蒙」を完走した直後にこのドラマを見始めましたが、何というか「朱蒙」のラストって“大偉業を成し遂げたチュモンが40歳で没する”という衝撃的な終わり方だったので、果たしてこの後どうやって高句麗があんなに長い期間繁栄するのかという疑問もあったんですが、このドラマはそれを見事に解消してくれるアンサードラマでした・・・(笑) 堂々としてて風格漂っているんだけど、何とも品のある立ち振る舞い・・・。 自らの力で太王になり、偉業を成し遂げたんだけど、ここでムヒュルが宣言する言葉が何とも素敵なのよね~。 「この成功は、終わりではなく始まりです。 王と高句麗の進撃は終わりを見ないでしょう」 変な例えなんだけど、「大祚榮」のテ・ジョヨンや「朱蒙」のチュモンは建国した時点で終わりが見えた感じだったんですよ。何というか、人生の目標を達成した・・・みたいな感じ。ま、長編ドラマだったから余計にそう感じたのかもしれないけど。 でも、このムヒュルは“余力がありまくる”って感じなのが、なんかいいんです~。 まだまだここから高句麗の快進撃は続くんだろうなぁ~って想像できるような感じで。 素敵な余韻の残るような最終話でした。 扶余城攻めの時には、なかなか城内に入れず困っているときに、あのマファン親分が役にたったのが良かった~。こんな重要な仕事があったんですね~。 でも扶余城に入る秘密の通路がある・・・と言っていたので、てっきり「朱蒙」でもソソノたちが使ってた通路かと思いきや、かなりサバイバルな崖登りだったのはビックリ~(笑) そして、テソが最後にムヒュルに託した言葉は・・・ 「壮大で栄える大帝国を築くのだ」 なんだかイ・ヘゴみたいな事を言ってましたが(笑)、本当にテソは長く生きたんだけど、孤独な人生でしたよね~。最後は共に死んでくれる腹心すらもいないなんて・・・。「ソドンヨ」のプヨソン以下だわ・・・笑。 そして、泣けたのがトジンの手紙。 わりと無口なトジンが本音を綴った手紙は切なかった~。 そして、ビックリなヨンの最期・・・。まさかあいつに斬られるとは思ってなくて、ビックリ。 何というか、彼の演技が大好きです。 「朱蒙」の時も、ヘナチョコ王子が流民を率いる指導者に成長していく過程が見事で、後半はあまりの素敵さに興奮しまくったんですが・・・。 今回の「風の国」ムヒュルも、やんちゃで無邪気な青年が自分の運命と戦いながらそれを克服して、孤高の太王に変わっていく過程が素晴らしかったです。 単に髪型やヒゲが変わるだけではなくて、目つきや話し方、身のこなしなど全てが変わっていくイルグクssiの演技の上手さに心奪われまくり・・・。 「朱蒙」の時よりさらに進化したアクションもすごくて、私の大好きな戦闘シーンでは興奮しまくりでした~。 あと、吹き替えでは分かりにくいと思うんですが、彼のため息が好きなんです~。男らしい色気のあるため息なんですよ~(どんなため息だ・・・? 笑) 私の勝手な事前の思いこみだったんですが、この「風の国」の主人公ムヒュルってもっと冷酷な王というイメージだったんですよ。 何となく写真とか、ドラマ解説の雰囲気で・・・。 「無恤」という名前の意味からして、すごく冷たいイメージだし、情熱的な赤が似合う「朱蒙」のチュモンに比べたら、ムヒュルって親兄弟を殺すような冷酷な王に違いない・・・と。 いや~、実際見て全然違いましたよね~。 むしろ、逆。 初登場の賭場でイカサマしてはしゃいだり、好奇心旺盛だったり、好きな女性へのアタックはとにかく真っ直ぐで可愛いし・・・。 実の兄と知らないまま仕えたヘミョン太子への忠誠心はものすごく強くて、とにかく人間くさいんですよね~。 自分の素性を知り、己の運命の予言を聞き、苦悩する姿なんて、見ていて泣けてくるし・・・。 本当に人間的な魅力が一杯の素敵な主人公でした。 ただ、ムヒュルがなぜ「戦いの神」と呼ばれたのか、よく分かったのが、とにかく内政が上手いんですよ。 高句麗に凱旋したムヒュルが戦利品の全てを全高句麗の民に平等に分配するように命じたり、妃イジがシン・ホン(違うけど・・・笑)を影で操ってピリュ部に力をつけさせようとしているのを知り後々の内紛の火種を素早く消したり・・・。 とにかく、安心していつでも戦いに行けるような国の基盤を固めるのが上手いんです。 私が勝手に思うんですが、なぜあんなに人間くさいムヒュルが理性的な統治者になれたのかというと、大切な人たちを失ってしまったからだと思うんです。 実の兄と知らずに仕えたヘミョン太子。 自分の呪われた運命ごと受け止めて信じてくれた父ユリ王。 唯一愛した女性ヨン。 幼いときより共に過ごした大切な友人であり腹心であったマロ。 そして、最大のライバルであり友であったトジン。 彼らとの悲しい別れを乗り越え、自分の運命と闘い続けた結果、理性的で公平な偉大な太王になったのでないのかと思うんです。 歴史上、名前に「神」という字が与えられたのは、朝鮮半島ではこのムヒュルだけらしいです。 それだけ、彼の功績は偉大なんですよね。 でも、ラストシーンで息子のホドンに「母上に会いたいか?」「私も会いたい・・・」と言うムヒュルはやっぱり可愛らしくて、素敵でした。 「朱蒙」のチュモンはある意味人間離れしたような存在で、例えば終盤に彼を呪おうとしたら落雷で神女が亡くなるくらいの絶対王者なのに対して、このムヒュルは人間の力で不吉な予言を吹き飛ばして地に足をつけて大帝国を築き上げるリアルな魅力の持ち主に感じました~。 さて、やっぱり最後までセリュ姫&クェユのラブラブはカットでしたね~。 なんと、セリュ姫は、ご懐妊までするんです♪ そして、おそらく二人は祝福されて結婚したはずです。 今日のBS版でバッサリカットされているシーンの動画を見つけたので貼ってます。 相変わらず謎の吹き替えですが・・・・。 高句麗に凱旋した直後、この動画の1分くらいからイジとシン・ホンの企みが報告されて、あの相変わらず憎々しいシン・ホンが死刑を宣告されるシーンがあります。 しっかりブレーンを固めて、内政を固めていくムヒュルが本当に素敵です。 そして4分45秒くらいからセリュ姫とクェユのシーン。 実は扶余城攻めの陣営にマファン親分が来たとき、セリュ姫もついてきてて、そのことでマファン達がクェユを冷やかすシーンがあったんです。 で、ここではそのことについて話す二人。 「あんな戦場で姫を見たとき、私の心臓は凍りつきそうでした。なんで何度も言って聞かせたのに、あんな無茶をするんですか?」 「だって、一人で国内城で待っているのは辛かったんです。あなたのことが心配で・・・」 そこで突然、吐き気を覚えるセリュ姫。 その時のクェユのリアクションが本当に笑えます~。 そんな彼にセリュ姫が「陛下にお許しをもらわないと・・・。あなたへの私の想いをみんなに伝えたい」 そんな彼女を嬉しそうにでもきつく抱きしめないようにオロオロ喜ぶクェユがものすごく可愛いんです。 そして、その後にチュバルソが一人でマロの事を思い出して泣いているシーンがあります。 ここはカットして欲しくなかった~。 本当にバルソは軽口が多いし、文句も多いし、よく捕まったりするんだけど、本当にイイ奴だったので・・・。 実は、私はこのシーンで一緒に泣いてしまったんです~。 やっぱり、このドラマはノーカット版オススメです。 そして、どのドラマもBS版のラストはバッサリ終わるらしいですが、このドラマのラストのエンドロールも私は好きでした。 かなり画像が悪いですが、例の動画を貼っておきます。 7分55秒あたりからです。 いろんなメンバーが出てきて、ふざけあうサグとクェユとか、なんだかすごく好きなエンドロールでした~。 なんだかものすごく長い記事になったんですが、書きたいことの半分も書けてない気がします。 とにかく、このドラマは本当に大好きなドラマでした。 ただ、個人的に「朱蒙」だけを好きな人より、「海神」や「大祚榮」とかを好きな人の方がより楽しめるドラマな気はします。 そういえば、私がこのドラマを見始めるとき「2番手スキーとイルグクssiスキー」では私の中でどちらが勝つのかと思ってましたが、圧倒的なイルグクssiの勝利でした・・・(笑) これからも、「海神」チームが史劇を作ったら絶対見たいし、もちろんなんですがイルグクssiが出る史劇は絶対見たいと思います♪ Top▲ |
by futonlove
| 2009-10-15 21:30
| 風の国
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