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遼東の守護神ヤン・マンチュンが遺したもの
遼東の守護神ヤン・マンチュンが遺したもの_f0185577_13312896.jpg(私が視聴しているのはノーカット版の為、BS版でのカットされている部分についてたまに感想を書いていることがあります。)

ついに第33話で、ヤン・マンチュンが非業の死を遂げましたよね・・・。

一度最終話まで完走している私ですが、
再び見て、
やっぱり泣けました・・・(ノ_`。)

高句麗の大黒柱であったヨン・ゲソムンが亡くなったときは、まだ高句麗にはヤン・マンチュンがいたんですよ。
息を引き取る時には、実の息子のように育ててきたテ・ジョヨンが側にいたし。

でも、この状態で死んでいくヤン・マンチュンがどれだけ無念だったかと思うと・・・。007.gif
あんなに部下に慕われ、民衆に愛された英雄が、戦場ではなく刺客の手にかかり一人で息絶えたかと思うと・・・。

軽い気持ちで33話を見始めたら、泣けて泣けて、結局DVDで36話まで見てしまいました(←バカです、私・・・)






最近、「海神」ばかり見ていたので、久しぶりに見るとやっぱり「大祚榮」は高句麗の悲哀が一杯で好きかも~。ちなみに36話の後の予告で37話を見たんですが、私の大好きなシーンがありました♪

遼東の守護神ヤン・マンチュンが遺したもの_f0185577_1350425.jpgヤン・マンチュンが亡くなるシーンでは、今回は泣くことはなかったんです。一度見ていたし、覚悟してたので。
ちなみに初見のときの記事はココ

それより泣けたのが、ヤン・マンチュンの最期を聞いたテ・ジュンサンの言葉。
テ・ジュンサンが一人で息を引き取ったヤン・マンチュンの最期を聞いて泣くシーンでボロボロ泣けました。
(テ・ジュンサンがヤン・マンチュンの事を父のようだった・・・と言ったのには軽く笑えましたが。だってテ・ジュンサン老けてますから~)
そして、ヤン・マンチュンの遺体を引き取りに烏骨城に行ったテ・ジュンサン達。
このシーンで、初見の時も泣けましたが、今回も大泣きです。
三足烏の旗に包まれた棺おけに安置されていたらしいヤン・マンチュンの亡骸が城門から出てくるシーン。

ちょっとネタバレですが(今更ですが・・笑)、高句麗滅亡後、再興を夢見るテ・ジョヨン達にとって、このヤン・マンチュンの永眠するこの遼東こそが高句麗になった気がします。平壌ではなく。
ヤン・マンチュンの眠るこの地を取り戻すために、ものすごく頑張るんですよ。

遼東の守護神ヤン・マンチュンが遺したもの_f0185577_13593968.jpgそういえば、この頃のテ・ジョヨンって、まだお髭がないせいか、頼りない感じ・・・。
まあ、私が今見ている「海神」でのチェ・スジョンssiと比べるので余計にそう感じるのかも・・・。

この頃のジョヨンって、大口をたたく割にはしょっちゅう捕まえられては投獄されてばかりです・・・。
志は高いけど、まだまだひよっ子
今回見て笑えたのが、ヤン・マンチュンが亡くなった後、遺体にとりすがりなかなか離れないジョヨンを必死にコム・モジャンが連れ出すシーン。
そう、ジョヨンってこんな奴なんですよね~。
危険なところから離れたがらないんです。
だから、いつもおそばのコルサビウ達は大変なのよね・・・。
まあこんな困った欠点が多いテ・ジョヨンがあんな大偉業をいかにして成し遂げていくのかこれがこのドラマの面白さだし、欠点のない完璧な英雄を描いたのではないからこそ、このドラマはとにかく脇がかっこよく見え、それが134話もの大長編の魅力につながったと思います。あまりに完璧な主人公だと周りのキャラにオイシイところがいかなくなるからね~。
これからも、「アンデ~」と叫んでいるジョヨンを必死でかばうコルサビウ達に注目です053.gif

志半ばで無念の死を遂げたヤン・マンチュンですが、ちょうど亡くなる寸前にジョヨンに語った言葉
「民のために戦う」
これが、今後のジョヨンの生き方を決め、この言葉を守ったからこそ偉業を成し遂げることが出来たのだと思います。

強い高句麗を守ろうとしたヨン・ゲソムンに対して、いずれ来る滅亡を予感しながらも最善を尽くそうとしたヤン・マンチュン。
この2人の偉大な高句麗の英雄が、命を賭けて生かして育てたのが、テ・ジョヨン。
ん~、何ともロマンティックです。
ヨン・ゲソムンとヤン・マンチュンの2人には、これからジョヨンが歩む道を高句麗の大地から見守っていて欲しいものです。(結末は知っているんだけどね・・・笑)

やっぱり、高句麗、三足烏、遼東、安市城、こんなキーワードを聞くと、一気に気分は高句麗の民に戻ってしまいますよね♪
Top▲ | by futonlove | 2009-05-24 14:25 | 大祚榮
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