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風の国 第14話まで
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12話・・・何度も何度も泣いてしまいました~。(”/△\;)

それまでもチョコチョコ泣けるシーンはあったんだけど、もう12話は切なすぎて、泣けて泣けて・・・。

で、記事を書こうと思ってたんですが、あまりに続きが気になるので、“あと少しだけ、あと1話~”とか言いながら観てたら、いつの間にか14話まで見ちゃってました~。(酒飲みのオッサンみたいです・・・)

このドラマ、なんというか、私が今までに見てきた史劇と比べたら、すごく繊細なんですよね。
高句麗と扶余を舞台に、父や兄弟を想う気持ち、友情と愛情、それぞれの国を愛する気持ち、そんなモノがものすごく丁寧に描かれているドラマなのね~。
だから、誰に共感しても泣けてくるんですよね~。007.gif

本当はこのドラマは1話ずつ語りたくなるような感じなんですが、記事を書くより続きが気になってしまうので、困ってます~。

私がものすごく泣いてしまったのは・・・




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このあたりは、もう泣けて大変でした・・・(笑)

正確には、ヨジン王子を人質としてムヒュルが捕まえて、ムヒュルがヘミョン太子に対する想いを語るシーンくらいから、もう私の涙腺が緩みっぱなし・・・。
いかにヘミョン太子が自分にとって大切な人だったかを熱く語るムヒュル・・・。
でも、ある意味ムヒュルってスゴイんですよね。
だって、自分が実の弟ということは知らなくてただの奴隷だと思っているのに、ヘミョンの実の弟であるヨジンに「兄上と呼ぶな~。ヘミョン太子がここで血を流していたときに何をしていたんですか?」と堂々と訴えるムヒュル・・・。ものすごく堂々とした物怖じしない態度がすごいわ~、さすがチュモンDNA

で、ヨジン王子もやっぱりチュモンの孫だけに、なかなか素敵な少年なんですよね~。
父王ユリのことを深く恨んでいるムヒュルの心の傷に気づいて、少しずつ二人の心がふれあっていくような会話がまたまた良くて・・・。
「兄上が羨ましい・・・。死んだ後にもこんなに従ってくれる人がいるなんて・・・」
「生きている私に従う人は誰もいないのに・・・・」
と淋しそうにヨジンが言うと、ムヒュルがそっと言う台詞が素敵・・・。016.gif
「いないのではなくて、まだ見つけてないだけです・・・」
この2人も実は腹違いの兄弟だと思うともう泣けて泣けて・・・。

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そして、一人で息子を助けるために馬を駆けてくるユリ王。053.gif
犯人が、かつてのヘミョン太子の従者であることに気づいて、ムヒュルが誤解してどれだけ絶望の淵にいたのか気づいた時の対応がまたまた泣ける・・・。
だって、この時はまだムヒュルが自分の息子だと気づいていない状態なのに、ただの1人の民の声に耳を傾けるんですよ~。
敵国の黒影養成所で地獄のような思いをしてきたムヒュルに対して、言い訳をせずに接するユリ王。
そんなユリ王を、どうしても殺せないムヒュル・・・。

そして、駆けつけてきたヘアプ達に矢を射られて倒れるムヒュル。
倒れている男が、行方不明のムヒュルだと気づいたヘアプが、必死に呼ぶその名前が「ムヒュル」

その時に、彼こそが自分の息子だと知ったユリ王・・・。

もう、泣けて泣けて大変でした・・・。(って、そればっかり・・・笑)

やっぱり、チュモンの子孫達には泣かされるわ~。
なんか、みんなあの素敵なチュモンの血をひいているって感じです。


また目が離せないのが、素敵な2番手くんトジン・・・。

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髪形が変わって、ますます素敵です。
大体、あのイルグクssiと張り合っても見劣りしないなんて、コニョンssiもスゴイですよね~。

なんというか、このトジンって、本当に「海神」のヨンムン並みに切ないキャラなんですよね~。
孤独というか・・・、不器用というか・・・。

一番泣けたシーンは、このシーン。

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父のように育ててくれたヨン父を、殺さなくてはいけなかったトジン。
誰よりも自分のことを考えてくれて、最後までトジンのことを考えて、自ら首を差し出したヨン父を斬らなくてはいけなかったなんて、切ない・・・。

しかも、なんでいきなり彼が新国に行く途中で仲間を殺して、卒本城主のところに行ったのかというと、テソの密命だったというのがビックリ~。
このテソも、なんというかただの悪役ではなくて、お忍びで民の暮らしを視察したりする、なんというかクムワの息子なのね~って感じで、テソとトジンの関係も何とも不思議な主従関係ですよね~。
そもそも、テソの跡継ぎがいないことが問題なんだろうなぁ~。そのことを亡くなる前のヘミョン太子に指摘されててちょっと可哀想だったけど・・・。
チュモンは早くに亡くなったし、息子はユリだけだったけど、意外とユリは子沢山(笑)で、孫達が素敵だもんね~。
どこまでも、テソって可哀想なのね~。006.gif

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もう、こんなシーンは観れないんだろうけど、ムヒュルとトジンの友情を感じるシーンは好きでした~。016.gif
ムヒュルには基本的にマロがいつも一緒にいるんだけど、多分トジンにとってムヒュルは初めて出来た友達だったのでは・・・?
(なんだか、こういうところが「海神」のチャン・ボゴとヨンムンみたいなんですよね~。)
どうでもいいけど、私はこの記事のために必死にムヒュル&トジンの素敵な写真を探してたんですが、なぜかいつもムヒュルの横にはマロがいるんですよ・・・(笑)

私的にツボだったのが、作戦成功してテソに呼ばれた黒影たちが酒を注いでもらう時、トジンだけ注いでもらえなくて、一人で落ち込むトジン。
そんなトジンが気になって、外に飲みに行けなくて、彼が戻ってくるまでマロやヨンと一緒に待っているムヒュル。
そこにトジンが戻ってきて、ムヒュル達が待っててくれたのが分かって、本当に嬉しそうな顔をするシーン。

あと、新国に行くことになったトジンがムヒュルに何やら武術のマニュアル本みたいなモノをあげたら、ムヒュルが両親の形見である首飾りをお礼に渡すシーン。
「これは両親の唯一の形見だ・・・。でも、お前はおれの兄弟みたいなものだから」
ムヒュルにそう言われたときのトジンの嬉しそうな顔・・・。
だから、あんなに大事に身につけてたのに、あっさりとセリュ姫に没収されてしまうし・・・(笑)

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なんというか、このムヒュルって、かなり純粋だし、単純だし、愛情表現がストレートで、しかもタイミングがいいし、意外と世渡り上手ですよね~。

いや、これから自分の本当に出自を知って変わっていくのかもしれないけど、今のところはなんというか可愛い感じです。
実は、結構幼いときから、ヘアプとかマロとかが周りにいてそれなりに愛されて育った子だったのでは・・・と思うくらい・・・。もしくは、人のハートをつかむのが上手かった祖父チュモンのDNAなのかも・・・(笑)

だから、ヨンのハートを上手くつかむんだろうなぁ~。
ヨンを逃がすときも美味しい役だったし、再会するたびに瀕死の状態でヨンの母性本能を刺激しまくるし・・・。
お手製の木彫りの人形を渡したり、ヨン父の形見を探して渡したり・・・とにかくマメなんですよね~。

ヘミョン太子に対しても本当に純粋に仕えてて、彼の死の責任がユリ王だと思いこんだら、もう後先考えずに高句麗にもユリ王にも刃を向けるし・・・。
でも、それが勘違いと分かって、苦悩するんだけど、わりと早く立ち直って(ヨンとの再会が良かったのか?)、高句麗側に戻ってくるのも早いし・・・。
で、ヨン父がテソの命で殺されたからといっても、ヨンが祖国やテソを心から憎んでいるのか分からないというのに、彼女に嬉しそうにテソに致命傷を負わせた・・・と報告するし・・・。
何となく、私が勝手に思っていたムヒュルのイメージよりは、可愛い単純なキャラなんです~。

でも、多分これから変わっていくんでしょうね・・・。
そういえば、さっき気づいたんですが、私はそもそもイルグクssiのヒゲ面がすごく好きなんですが、まだムヒュルにはお髭がないというのに、普通に堕ちてました・・・。
いや、この可愛い若々しい青年から、多分苦悩する素敵な中年になっていくイルグクssiが私は大好きなんだと思います。

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それにしても、本当にヘアプさん・・・素敵ねぇ。
強くて、気丈で、でも一途で・・・。
「海神」と同じ監督さんだからかも知れないけど、女性キャラが魅力的なんですよね~。
Top▲ | by futonlove | 2009-09-27 21:56 | 風の国
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