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「善徳女王」と「幻の王女 チャミョンゴ」
私が昨年、視聴した長編史劇は、たった2つだけ。
「善徳女王」と「チャミョンゴ」。

確か、BSでは先週ようやく「善徳女王」が最終話だったらしいですね。
この「善徳~」という史劇、私はBSの吹き替えカットバリバリの週1放送では全然ノレなくて、ネット上ではものすごい人気だったのに一度リタイアした後、CSのノーカット字幕版を数話見たら面白くて、一気にDVDで視聴したという何とも不思議なドラマなんです。

それに対して、「チャミョンゴ」は私が視聴した時は、ネットでもほとんど話題になってなくて、私が盛り上がって視聴している時にコメント欄で共感してもらえたのはたった1人というくらい孤独なドラマでした。
でも、現在CSのLaLaテレビで放送してる影響なのか、私のブログに「チャミョンゴ」関連で検索に来る方がものすごく多いんです。ま、確かにあまりブログに書かれてないからなのかもしれませんが。
ちなみに、私は「チャミョンゴ」のホドン王子に嵌ったので、「善徳」のピダムには全然嵌れなかったクチです。
完走したのは、「チャミョンゴ」の方が先だったので・・・。

最終的に、去年完走したこの2つの史劇はとってもタイプが違うんですが、どちらも甲乙つけがたいくらい面白かったんですよね~。
というか、「善徳~」に関しては本当に終盤で私的に盛り返してきた感じで、ラストのおさめ方が割と好感が持てたんです。

しかし、どうもBS版では私の大好きだったラストのシーンが見事にカットされてたという噂。
そのシーンとは・・・



「善徳女王」と「幻の王女 チャミョンゴ」_f0185577_21383967.jpg
トンマンのお墓をアルチョンがずっと守っていて、そこに即位したチュンチュに仕えてるユシンが百済をついに征伐したと報告にくるシーン。

このシーンがカットされたら、
途中で、いきなりピダムとの恋バナでウダウダしてしまったトンマンが、結局はピダムを殺さざるを得なくなり、しかも自分も病に倒れて孤独に亡くなったみたいな感じになるような気が・・・。

そう言えば、亡くなる直前のユシンとの会話はカットされてないんですよね~。
未確認なので分からないんですが。

結局、ピダムとの恋は実らなかったトンマンだけど、隠居したアルチョンがずっとお墓に入った彼女を見守ってて、ここでまずアルチョンの律儀さに泣けたんです。
誰よりも花郎としてまっすぐに気高く生きたアルチョンの忠誠心が素敵で、最後にココを描く演出にやられたというか。
そして、恋よりも大きな夢を実現する同志として命を捧げてくれたユシンが、ちゃんとチュンチュを支えて、その生涯を戦場で過ごし、三韓統一の英雄として名を残したのは歴史的にも有名な話で、韓国ではキム・ユシンという名前は色んな比喩にも使われるとか。
そのユシンが、トンマンの墓所に百済の次は高句麗を・・・と伝えるシーンは、これまたユシンらしくて感動的なシーンなのに・・・。

それ以外にも、ピダムがあの意外といい奴だったサンタクに言った最後の名台詞がカットされてたらしいし、
う~ん、特に史劇は最後のおさめ方が意外と難しいけど、この「善徳女王」は色んな紆余曲折があったものの、このラストは個人的に好きだったので、BSの大胆カットがとっても残念です。

私的には、ラストのお爺さんになったアルチョン&ユシンのシーンのおかげで評価を★5から★6にアップしたくらい好きなシーンでした。
あまりにカットの噂にビックリしたので、ついつい記事にしてしまいました(笑)
Top▲ | by futonlove | 2011-02-01 21:54 | ドラマ視聴つれづれ
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